新着情報

鐵心WEBギャラリーを公開いたしました。これから順次作品を追加していきますのでお楽しみに。


令和6年5月のギャラリー開庵日

 第154回 鐵心水墨画回顧展

 「 鯱と神獣 」

 

  令和5年  

  5月18㈯~29㈪

      午前10時~午後4時

 

 鐵心初期のシリーズ作品である鯱を中心にちょっと変わった神獣を展示します。たらし込み作品としての相性も良く墨で描かれた作品に不思議な魅力が溢れています。

 


令和6年4月のギャラリー開庵日

 第153回 鐵心水墨画回顧展 

   「 色紙と短冊 

 

  令和6年  4月20(土)~22(月) 

         午前10時~午後4時

 

 平安時代にできた色紙は現代でも様々な形で利用されています。最初は和歌を書くためのものから次第に絵を描いたりするようになり今でも送別会の寄せ書きとして活用されています。手軽に入手できるため水墨画も良く描かれますがやり直しができない為ある程度修練を積まないと作品として完成させるのは大変ですが一発勝負の面白さもあります。鐵心も多くの色紙を描いていますがその緊張感を楽しんでいるようにも感じます。

 

 


令和6年3月のギャラリー開庵日

 第152回 鐵心水墨画回顧展 

   「 子供と美人画 

 

  令和6年  3月16(土)~18(月) 

         午前10時~午後4時

 

 鐵心の描く人物は何となく愛嬌がありかわいらしさがあります。美人画は少ないですが子供を描いたはがきサイズの小品は沢山あり、思いのこもったシリーズとなっています。

 


水墨画体験開催

喫茶付き体験料 2500円(都合によりギャラリー見学はできない場合もあります。)

道具はすべて貸し出しで一から解説いたします。お気軽にお問い合わせください。(090-4301-7662 佐々木)

東洋水墨美術協会H.Pをリニューアルしました。旧H.Pは閉鎖しましたのでよろしくお願いします。


佐々木鐵心の思い

画禅庵は、水墨画家の佐々木鐵心が水墨画の愛好家が集える場所を作りたいという思いから建てられた施設です。鐵心は、水墨画を多くの人に広めたいという信念のもと、創作活動を続けた菊川の地に水墨の里を作りたいと考えていました。しかし、平成20年、65歳の若さで亡くなりました。

 

私たちは、鐵心の遺志を継ぎ、水墨画の普及に貢献したいと考え、このホームページを立ち上げました。このホームページでは、鐵心の作品や水墨画に関する情報を発信していくとともに、水墨画教室やワークショップなどのイベントも開催していく予定です。

 

鐵心の水墨画に触れ、その魅力を多くの人に知っていただければ幸いです。

画禅庵(がぜんあん)

佐々木鐵心の住宅兼アトリエを水墨画ギャラリーとして公開しています。

木戸をくぐってお入りください。

こじんまりとはしていますが、豊かな緑の中庭を通って、さあ ギャラリーへ。

自然素材を生かした建築と天然素材ですべてを表現する水墨画、鐵心の感性がここにあります。

お茶を飲みながら安らぎのひと時をこころゆくまでゆっくりと。 

東洋水墨美術協会

当たり前の事ですが、水墨画は墨と水で書かれている絵の事であり、あえて色彩を排除する。色彩を使うと表面的には美しい絵を作ることが出来るが、そのような絵は水墨画でなくても描ける。写生とは異なり墨の滲み、掠れにより質感を現し、自己の心を写意表現ということで絵にするこそ、水墨画に大切なことである。

佐々木鐵心

1942年、静岡県に生まれる。20歳で南画家の榛葉淡南に師事。師が他界した後、独学で伝統技法を学び、墨の濃淡を生かした独自の水墨画技法を確立する。その作風は全国水墨画秀作展で内閣総理大臣賞を受賞するなど注目を集め、国内外で活躍。2008年6月に65歳で他界。