平野美術館 特別展
江戸時代、渡辺崋山や福田半香らが築き上げた「遠州南画」。その伝統の灯を絶やすことなく、現代に昇華させたのが佐々木鐵心です。今回、鐵心作品をはじめ師である榛葉淡南から崋山までの東洋水墨美術協会の画系作品が多く展示されます。受け継いだ「精神」と、そこから独自の境地へと踏み出した「革新」の軌跡をご覧いただける作品展になります。
画系
渡辺崋山→福田半香→木村半雨(西照寺住職)→榛葉淡南(遠州地方の画人)→佐々木鐵心
師・榛葉淡南から学んだ四君子の古典技法をベースに、琳派の技法である「たらし込み」を独自に研究。墨の濃淡だけで質感や湿潤な空気感を見事に表現しています。特に古来より厄除けとして愛されてきた鬼瓦を、力強く、時にユーモラスな筆致で描き出し水墨画と共に新しい生命を吹き込みました。
令和8年3月のギャラリー開庵日
第173回 鐵心水墨画回顧展
「 ちょっとかわいい絵 」
令和8年
3月21(土)~3月23(月)
午前10時~午後4時
鐵心の描くちょっとかわいい様々な動物や人形を取り合わせてを展示します。
鐵心WEBギャラリーを公開いたしました。これから順次作品を追加していきますのでお楽しみに。
水墨画体験開催
喫茶付き体験料 2500円(都合によりギャラリー見学はできない場合もあります。)
道具はすべて貸し出しで一から解説いたします。お気軽にお問い合わせください。(090-4301-7662 佐々木)
メールでの問い合わせはこちらです
東洋水墨美術協会H.Pをリニューアルしました。旧H.Pは閉鎖しましたのでよろしくお願いします。
画禅庵は、水墨画家の佐々木鐵心が水墨画の愛好家が集える場所を作りたいという思いから建てられた施設です。鐵心は、水墨画を多くの人に広めたいという信念のもと、創作活動を続けた菊川の地に水墨の里を作りたいと考えていました。しかし、平成20年、65歳の若さで亡くなりました。
私たちは、鐵心の遺志を継ぎ、水墨画の普及に貢献したいと考え、このホームページを立ち上げました。このホームページでは、鐵心の作品や水墨画に関する情報を発信していくとともに、水墨画教室やワークショップなどのイベントも開催していく予定です。
鐵心の水墨画に触れ、その魅力を多くの人に知っていただければ幸いです。
佐々木鐵心の住宅兼アトリエを水墨画ギャラリーとして公開しています。
木戸をくぐってお入りください。
こじんまりとはしていますが、豊かな緑の中庭を通って、さあ ギャラリーへ。
自然素材を生かした建築と天然素材ですべてを表現する水墨画、鐵心の感性がここにあります。
お茶を飲みながら安らぎのひと時をこころゆくまでゆっくりと。
当たり前の事ですが、水墨画は墨と水で書かれている絵の事であり、あえて色彩を排除する。色彩を使うと表面的には美しい絵を作ることが出来るが、そのような絵は水墨画でなくても描ける。写生とは異なり墨の滲み、掠れにより質感を現し、自己の心を写意表現ということで絵にするこそ、水墨画に大切なことである。
1942年、静岡県に生まれる。20歳で南画家の榛葉淡南に師事。師が他界した後、独学で伝統技法を学び、墨の濃淡を生かした独自の水墨画技法を確立する。その作風は全国水墨画秀作展で内閣総理大臣賞を受賞するなど注目を集め、国内外で活躍。2008年6月に65歳で他界。
