新着情報

鐵心WEBギャラリーを公開いたしました。これから順次作品を追加していきますのでお楽しみに。


令和5年6月のギャラリー開庵日

 第144回 鐵心水墨画回顧展

   「 花と虫 

 

  令和5年  6月17(土)~6月19(月) 

         午前10時~午後4時

 

 墨の濃淡だけで色鮮やかな花を表現するのは、困難なことです。しかし、鐵心は、あえて色のない世界に挑戦し続けました。そのこだわりは、墨の中に色を感じさせる画風に表れています。

 

鐵心の画は、墨の濃淡を巧みに使い、花の形や色を表現しています。墨の濃淡によって、花の陰影や質感を表現し、花の美しさを際立たせています。また、墨の濃淡だけでなく、線質にもこだわっています。線質によって、花の動きや生命力を表現し、墨色によって花の美しさをさらに際立たせています。

 

鐵心の画は、墨の濃淡と線質によって、色鮮やかな花を表現しています。その画風は、美しく、そして力強く、見る人の心を魅了します。

 

令和5年5月のギャラリー開庵日

 第143回 鐵心水墨画回顧展

   「 魚を愛でる 

 

  令和5年  5月20(土)~5月22(月) 

         午前10時~午後4時

 

 

 水墨画で描く魚は何となく生きいきして見える。その為か鐵心も魚の小品を数多く描いています。紙の中で泳ぐ魚たちをご鑑賞ください。

令和5年4月のギャラリー開庵日

 第142回 鐵心水墨画回顧展

   「 鐵心傑作選 襖絵 

 

  令和5年  4月15(土)~4月17(月) 

         午前10時~午後4時

 

 昨年三十数年前に個人宅に納品した鐵心の襖絵が里帰りしてきました。住宅を解体するにあたり今は亡き所有者のご家族から連絡を頂きこちらでお預かりすることとなりました。力の入った6面の襖絵は作品集にも掲載されていますが個人宅にある為一部の方しか見ることが出来なかったものを展示します。この機会に是非足をお運びください。

 


水墨画体験開催

喫茶付き体験料 2500円(都合によりギャラリー見学はできない場合もあります。)

道具はすべて貸し出しで一から解説いたします。お気軽にお問い合わせください。(090-4301-7662 佐々木)

東洋水墨美術協会H.Pをリニューアルしました。旧H.Pは閉鎖しましたのでよろしくお願いします。


佐々木鐵心の思い

画禅庵は、水墨画家の佐々木鐵心が水墨画の愛好家が集える場所を作りたいという思いから建てられた施設です。鐵心は、水墨画を多くの人に広めたいという信念のもと、創作活動を続けた菊川の地に水墨の里を作りたいと考えていました。しかし、平成20年、65歳の若さで亡くなりました。

 

私たちは、鐵心の遺志を継ぎ、水墨画の普及に貢献したいと考え、このホームページを立ち上げました。このホームページでは、鐵心の作品や水墨画に関する情報を発信していくとともに、水墨画教室やワークショップなどのイベントも開催していく予定です。

 

鐵心の水墨画に触れ、その魅力を多くの人に知っていただければ幸いです。

画禅庵(がぜんあん)

佐々木鐵心の住宅兼アトリエを水墨画ギャラリーとして公開しています。

木戸をくぐってお入りください。

こじんまりとはしていますが、豊かな緑の中庭を通って、さあ ギャラリーへ。

自然素材を生かした建築と天然素材ですべてを表現する水墨画、鐵心の感性がここにあります。

お茶を飲みながら安らぎのひと時をこころゆくまでゆっくりと。 

東洋水墨美術協会

当たり前の事ですが、水墨画は墨と水で書かれている絵の事であり、あえて色彩を排除する。色彩を使うと表面的には美しい絵を作ることが出来るが、そのような絵は水墨画でなくても描ける。写生とは異なり墨の滲み、掠れにより質感を現し、自己の心を写意表現ということで絵にするこそ、水墨画に大切なことである。

佐々木鐵心

1942年、静岡県に生まれる。20歳で南画家の榛葉淡南に師事。師が他界した後、独学で伝統技法を学び、墨の濃淡を生かした独自の水墨画技法を確立する。その作風は全国水墨画秀作展で内閣総理大臣賞を受賞するなど注目を集め、国内外で活躍。2008年6月に65歳で他界。