令和5年4月のギャラリー開庵日
第142回 鐵心水墨画回顧展
「 鐵心傑作選 襖絵 」
令和5年 4月15(土)~4月17(月)
午前10時~午後4時
昨年三十数年前に個人宅に納品した鐵心の襖絵が里帰りしてきました。住宅を解体するにあたり今は亡き所有者のご家族から連絡を頂きこちらでお預かりすることとなりました。力の入った6面の襖絵は作品集にも掲載されていますが個人宅にある為一部の方しか見ることが出来なかったものを展示します。この機会に是非足をお運びください。
4月展示予定の6面山水襖絵
令和5年3月のギャラリー開庵日
第141回 鐵心水墨画回顧展
「 かわいい動物 」
令和5年 3月18(土)~3月20(月)
午前10時~午後4時
今年の干支であるうさぎを中心に様々なかわいい動物たちを展示します。鐵心の描く優しい表情の動物たちをご覧ください。
水墨画体験開催
喫茶付き体験料 2500円(都合によりギャラリー見学はできない場合もあります。)
道具はすべて貸し出しで一から解説いたします。お気軽にお問い合わせください。(090-4301-7662 佐々木)
東洋水墨美術協会H.Pをリニューアルしました。旧H.Pは閉鎖しましたのでよろしくお願いします。
画禅庵は、水墨画家「佐々木鐵心」が水墨画の愛好家が集える場所が欲しいという思いから建てられた施設です。
鐵心は、水墨画を多くの人に広めたいという信念のもと、創作活動を続けた菊川のこの地に水墨の里を作りたいと願いながら、平成20年65歳の若さで志なかばにこの世を去りました。
その思いを引き継ぎ、水墨画の普及に少しでも貢献できるようこのホームページを立ち上げました。
佐々木鐵心の住宅兼アトリエを水墨画ギャラリーとして公開しています。
木戸をくぐってお入りください。
こじんまりとはしていますが、豊かな緑の中庭を通って、さあ ギャラリーへ。
自然素材を生かした建築と天然素材ですべてを表現する水墨画、鐵心の感性がここにあります。
お茶を飲みながら安らぎのひと時をこころゆくまでゆっくりと。
当たり前の事ですが、水墨画は墨と水で書かれている絵の事であり、あえて色彩を排除する。色彩を使うと表面的には美しい絵を作ることが出来るが、そのような絵は水墨画でなくても描ける。写生とは異なり墨の滲み、掠れにより質感を現し、自己の心を写意表現ということで絵にするこそ、水墨画に大切なことである。
1942年静岡県に生まれる。20歳で南画家榛葉淡南に師事。師が他界した後独学で伝統技法を学び、墨の濃淡を生かした独自の水墨画技法を確立する。その作風は全国水墨画秀作展で内閣総理大臣賞を受賞するなど注目を集め、国外でもアメリカ・ドイツ・イタリアで招待作家や特別審査員として活躍。2008年6月に65歳で他界